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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科35巻4号

1981年04月発行

原著

尿管縫縮の適応と方法

著者: 稲葉善雄1 三木誠1 斉藤賢一2

所属機関: 1東京慈恵会医科大学泌尿器科学教室 2国立大蔵病院泌尿器科

ページ範囲:P.357 - P.361

文献概要

緒言
 尿管の形成は,腎盂の形成ほど一般的ではなく,特にその適応については確立された理論はない。過度に拡張した尿管でも原因を除くことによつて回復する場合もあり,尿管自体に対してはあまり積極的な治療法がとられていない。しかし,原因の除去だけでは回復が見込まれない拡張尿管や,拡張した尿管の膀胱への再吻合に際し,積極的に尿管を縫縮することによつて好結果が得られることも報告されている1,2)。そこで,われわれも最近経験した尿管拡張症例を中心に,その縫縮術の適応と手術法について検討した。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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