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著者らはMayo clinicにおいて1964年から1973年の間に147例の前立腺癌症例に体外放射線治療を行なって,144症例について5年の経過を観察して報告している。
前立腺癌症例としては,双手触診にて癌が前立腺内あるいはその周囲に浸潤していると診断され,生検にて組織学的に悪性度を確認し得たもの。そして理学的検査にて骨その他に転移がなく,かつ体外照射療法にたえうる症例を選んでいる。144例中血清中のacid phosphatase値の上昇者は8例(5.5%)に認められた。
前立腺癌症例としては,双手触診にて癌が前立腺内あるいはその周囲に浸潤していると診断され,生検にて組織学的に悪性度を確認し得たもの。そして理学的検査にて骨その他に転移がなく,かつ体外照射療法にたえうる症例を選んでいる。144例中血清中のacid phosphatase値の上昇者は8例(5.5%)に認められた。
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