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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科35巻4号

1981年04月発行

文献概要

Case Study

著明な血尿を主訴とした興味ある症例—右サンゴ状結石と左腎盂腫瘍の合併症例に対する治療方法の検討と反省について

著者: 村山鉄郎1 田口裕功1 山田哲夫1

所属機関: 1国立相模原病院泌尿器科

ページ範囲:P.395 - P.398

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 58歳,女性。
 家族歴,既往歴に特記すべきことはない。1980年6月初旬,無症候性の肉限的血尿が出現し,以後,時々血塊の混じる血尿が続いていたが,多忙のため放置していたという。
 1980年9月,肉眼的血尿が消失しないため当科を受診した。初診時に触診で右腎の下垂と,腹部単純X線写真にて著しく下垂した右腎にサンゴ状結石を発見され,1980年10月当科に入院した(第1図)。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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