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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科35巻6号

1981年06月発行

文献概要

症例

5-fluorouracil持続動注と放射線照射後に腎摘を行ない得た腎細胞癌の1例

著者: 大沢哲雄1 坂田安之輔1 平岩三雄1 関口浩1

所属機関: 1新潟大学医学部泌尿器科学教室

ページ範囲:P.571 - P.574

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緒言
 腎細胞癌は,その解剖学的および生物学的特性から種々の治療法が試みられているが,今のところ手術的摘除にまさる有力な方法がないのが現状である。しかし,いつもただちに摘除が可能であるとは限らない。われわれは5-fluorouracil(5-FU)の腎動脈内持続注入および放射線照射後5年目に腎摘を行ない得た症例を経験したので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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