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症例
5-fluorouracil持続動注と放射線照射後に腎摘を行ない得た腎細胞癌の1例
著者: 大沢哲雄1 坂田安之輔1 平岩三雄1 関口浩1
所属機関: 1新潟大学医学部泌尿器科学教室
ページ範囲:P.571 - P.574
文献購入ページに移動腎細胞癌は,その解剖学的および生物学的特性から種々の治療法が試みられているが,今のところ手術的摘除にまさる有力な方法がないのが現状である。しかし,いつもただちに摘除が可能であるとは限らない。われわれは5-fluorouracil(5-FU)の腎動脈内持続注入および放射線照射後5年目に腎摘を行ない得た症例を経験したので報告する。
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