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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科35巻7号

1981年07月発行

手術手技 泌尿器科関連領域の手術

皮膚の縫合,移植

著者: 沢田幸正1 藤野豊美1

所属機関: 1慶応義塾大学医学部形成外科学教室

ページ範囲:P.637 - P.643

文献概要

はじめに
 形成外科手術の目標の一つに,めだたない良い瘢痕で治癒させることがあげられ,特殊な器械,材料を用いることが多い。これらは,組織侵襲を少なくし,良い条件下で創傷治癒を行なわせるという目的のためであり,愛護的で正確な手術のための一つの手段にすぎない。めだたない良い瘢痕での治癒には,メスを加える以前から配慮を払わなければならず,ただ創を形成外科的に縫合しただけでは必ずしも良い結果は得られない。以下に,われわれが日常行なつている手術手技の概略を紹介するが多少とも参考になれば幸いである。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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