icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科35巻9号

1981年09月発行

文献概要

症例

上部尿路のInverted Papilloma

著者: 藍沢茂雄1 鈴木良二1 山口裕1 古里征国1 近藤直弥2 南孝明2 町田豊平2

所属機関: 1東京慈恵会医科大学病理学教室 2東京慈恵会医科大学泌尿器科学教室

ページ範囲:P.893 - P.896

文献購入ページに移動
緒言
 Inverted papillomaは比較的稀な尿路上皮の良性腫瘍である。その大部分は膀胱に発生し,ときに,前立腺部尿道にも見られる。しかし,上部尿路由来のものは極めて稀である。
 最近,著者ら(近藤・他)は尿管の1例のin-verted papillomaを経験し,本邦初例として報告したが1),その後,1975年から1979年までの5年間に集められた92例の尿管の手術材料を再検討した結果,更に2例のinverted papillomaを得たので,追加報告するとともに,上部尿路のinverted papillomaについて文献的に症例を集め考察を加える。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら