文献詳細
綜説
文献概要
はじめに
ウイルスの増殖を抑制する物質として発見されたインターフェロン(以下IFN)が,最近ウイルス性疾患のほかにも,各種癌疾患に有効であることが報告されて以来,これら疾患のIFN療法が注目をあびている。今回著者らは,IFNの多面的活性および臨床応用をめぐる最近の動向,泌尿器科領域におけるIFN療法の有効性,IFNの誘導体について検討を加える。
ウイルスの増殖を抑制する物質として発見されたインターフェロン(以下IFN)が,最近ウイルス性疾患のほかにも,各種癌疾患に有効であることが報告されて以来,これら疾患のIFN療法が注目をあびている。今回著者らは,IFNの多面的活性および臨床応用をめぐる最近の動向,泌尿器科領域におけるIFN療法の有効性,IFNの誘導体について検討を加える。
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