icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科36巻1号

1982年01月発行

手術手技

腎切石術

著者: 竹内正文1

所属機関: 1愛媛大学医学部泌尿器科学教室

ページ範囲:P.17 - P.22

文献概要

緒言
 腎結石に対する手術療法は,大別すると,腎実質手術,腎実質外手術ということになるであろう。当然のことながら前者は,腎阻血に加うるに,メスによる腎実質障害による術後の腎機能不全,後者は完全な結石の摘出の困難さ,という欠点をもつている。最近は前者においても,surface cooling,anatropical nephrolithotomyなど,その欠点を補う工夫がなされているし,また後者においても広範にcaliceal systemまで露出して,結石が摘出されている。
 元来,腎結石の手術療法に関しては,再手術を避けるため残存結石を皆無とする努力を怠ることなく,結石の種類による再発の防止に留意するというのが鉄則である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら