文献詳細
症例
文献概要
はじめに
先天性後部尿道弁は小児期に重篤な腎・上部尿路障害を来す疾患として重要であり,また複雑で特殊な治療を要する困難な疾患である。われわれは新生児期に発見され,1歳のとき尿路変更術を行つた直後,慢性腎不全の急性増悪をみた本症を経験したので報告する。
先天性後部尿道弁は小児期に重篤な腎・上部尿路障害を来す疾患として重要であり,また複雑で特殊な治療を要する困難な疾患である。われわれは新生児期に発見され,1歳のとき尿路変更術を行つた直後,慢性腎不全の急性増悪をみた本症を経験したので報告する。
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