文献詳細
小さな工夫
膀胱内圧測定用カテーテルの一工夫—経皮的膀胱内留置2腔カテーテルについて
著者: 西沢理1 守屋至1 能登宏光1 中村久1 原田忠1 土田正義1
所属機関: 1秋田大学医学部泌尿器科学教室
ページ範囲:P.995 - P.995
文献概要
第1図に12ゲージ2腔カテーテル,第2図に10ゲージメディカット針およびカニューラを示す。メディカット針をstyletとして用いてメディカットカニューラを恥骨上から膀胱内に穿刺し,注射器で尿の逆流を確認後,メディカット針を取り除き,2腔カテーテルをカニューラ内を通して膀胱内に挿入留置する。カニューラを腹壁から抜いた後,2腔カテーテルの圧測定路には圧トランスデューサを連結して膀胱内圧を測定するとともに,注入路にはイルリガートルまたは拍動ポンプを連結して膀胱内注入を行つた。
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