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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科36巻12号

1982年12月発行

原著

旭中央病院における最近5年間の男子尿道炎の臨床的観察

著者: 秋元晋1 和田隆弘1 藤田道夫1 村上信乃1

所属機関: 1旭中央病院泌尿器科

ページ範囲:P.1133 - P.1136

文献概要

緒言
 近年,先進国,発展途上国の区別なく,諸外国における尿道炎の増加は著しいものがある。わが国においては,性病予防法にもとづく淋疾の届出患者数は,1965年から1967年にかけて一時的な増加をみた以外,順調に減少していたが,1978年より再び増加の傾向にある。1980年は7,661名であつた1)。しかしながら,厚生省の性病届出患者統計は届出もれが多く,実際の動向を正確に把握しているとはいいがたい。今回われわれは,旭中央病院における1977年より1981年までの5年間の男子尿道炎患者を調べたので,若干の考察を加えて報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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