文献詳細
症例
文献概要
はじめに
性器会陰部縫線は尿道,陰嚢および会陰部が正中線上で融合する際に生ずる皮膚線で,この縫線に沿つて先天的あるいは後天的にさまざまな嚢胞,嚢腫を形成するといわれているが,臨床的意義はさほどもたれていないため報告されることは少ない。しかし,これは外来診察上比較的多く遭遇する機会の多い疾患の一つである。
性器会陰部縫線は尿道,陰嚢および会陰部が正中線上で融合する際に生ずる皮膚線で,この縫線に沿つて先天的あるいは後天的にさまざまな嚢胞,嚢腫を形成するといわれているが,臨床的意義はさほどもたれていないため報告されることは少ない。しかし,これは外来診察上比較的多く遭遇する機会の多い疾患の一つである。
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