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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科36巻5号

1982年05月発行

症例

尿管切石術中に偶然に発見した腎細胞癌の1例

著者: 平岡保紀1 箕輪龍雄1 川村直樹1 近喰利光1 川井博1

所属機関: 1日本医科大学泌尿器科学教室

ページ範囲:P.457 - P.460

文献概要

緒言
 腎悪性腫瘍はすべての臓器癌の1〜2%を占め,そのうち,腎細胞癌が83.4%を占めると言われている1)。腎細胞癌に結石が合併することは少なく,本邦において自験例が40例目にあたり,しかも切石術中に偶然に発見された示指頭大以下の小腎細胞癌は非常に稀で,本邦では4例目になる。術中に小腎腫瘍を偶然に発見した場合,腎摘出すべきか,それとも腎部分切除など保存的手術を施行すべきかについて考察を行つた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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