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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科36巻6号

1982年06月発行

症例

慢性透析者の固有腎にみられたacquired cystと腎癌合併例

著者: 沼田知明1 山川義憲1 津川龍三1 鈴木孝治1 川口正一2 北田博久3 石川勲3 篠田晤3 小西二三男4

所属機関: 1金沢医科大学泌尿器科学教室 2金沢大学医学部泌尿器科学教室 3金沢医科大学内科学教室(腎臓内科) 4金沢医科大学病理学教室

ページ範囲:P.557 - P.561

文献概要

緒言
 慢性腎不全に対する透析療法の進歩により,腎不全患者の長期生存が可能となりその数も増加してきている。それに伴い最近,長期透析患者の患腎が各方面から再検討されるようになつた。その一つに多発性腎嚢胞と腎癌の合併が注目されている。われわれはすでに,このいわゆるacquired cystic disease of the kidney (以下ACDK)を4例経験し報告したが,最近再び腎癌を合併した1例を認めたので追加報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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