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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科36巻7号

1982年07月発行

症例

糖尿病を伴つた陰嚢壊疽の2例

著者: 矢崎恒忠1 高橋茂喜1 小川由英1 加納勝利1 北川龍一1 西浦弘2 石川悟3

所属機関: 1筑波大学臨床医学系泌尿器科 2西浦医院 3筑波学園病院泌尿器科

ページ範囲:P.681 - P.684

文献概要

緒言
 陰嚢壊疽は1884年Fournieri1)により最初に報告されて以来現在までに300例以上報告されていると言われている2)。医療が進歩し,有効な抗生物質が入手しやすくなつた現在では陰嚢壊疽は稀な疾患と考えられるが,早期に発見し適切な処置が施されないと,致死率の高い疾患である。最近われわれは糖尿病を伴つた陰嚢壊疽の2症例を経験し,積極的な治療により治癒せしめ得たので報告し,最近の治療法について言及する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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