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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科36巻9号

1982年09月発行

手術手技

無カテーテル尿管瘻術—尿管反転乳頭形成法について

著者: 有吉朝美1

所属機関: 1福岡大学医学部泌尿器科学教室

ページ範囲:P.817 - P.822

文献概要

はじめに
 無カテーテル尿管瘻術は,腹膜を開くことなく,poor riskや救急患者にも,特別の準備なしに,少数のスタッフで施行できる。さらに,術後の尿路感染が起こりにくいので腎・尿管機能を正常に維持できるという優れた長所がある。欠点としては,カテーテルを必要としない開口部(stoma)が必ずしもできるとは限らず,また,年月を経過するうちに通過障害が発生することもある。
 本稿では,われわれがルーチンに行つている術式1〜3)の要点を紹介するとともに,無カテーテル尿管瘻術に関する基本的な考え方を述べてみたい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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