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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科36巻9号

1982年09月発行

症例

多房性腎嚢胞に腎芽腫様成分を合併した1例

著者: 鈴木良二1 堀剛治郎1 鈴木正章2 猪股出2 古里征国2 藍沢茂雄2

所属機関: 1水戸赤十字病院泌尿器科 2東京慈恵会医科大学病理学教室

ページ範囲:P.859 - P.863

文献概要

緒言
 多房性腎嚢胞は,稀な形の嚢胞性腎疾患の一つであるが,その発生病理については,未だ定説を見るに至つていない。しかし,近年本症に腎芽腫様成分がみられたとの報告が散見され,本症と腎芽腫,あるいはその分化型との関連性が注目されている。
 最近,われわれは多房性腎嚢胞に腎芽腫様成分を認めた1例を経験したので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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