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原著
超音波ガイド下経皮的腎瘻術—一期的バルーンカテーテル挿入法による永久的腎瘻造設術について
著者: 松田康雄1 新谷英夫1 中室誠1 深田隆三1 中島邦也1 伊豆蔵豊大1 藪内以和夫2 西岡稔2 結城清之3
所属機関: 1大手前病院外科 2大手前病院内科 3大手前病院泌尿器科
ページ範囲:P.37 - P.41
文献購入ページに移動超音波検査法における高速度スキャナーの出現により,本法は単に画像診断の一手段としてだけでなく,臓器穿刺時における穿刺針のモニターとしても有力な手段となつてきた。
泌尿器科領域においても骨盤内各種進行悪性腫瘍に起因する急性腎後性腎不全や膿腎症の治療として緊急に要求される経皮的腎瘻造設術においてreal time超音波断層法が広く利用されるようになり,その安全性と確実性が高く評価されるに至つた2〜4)。
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