icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科37巻1号

1983年01月発行

文献概要

小さな工夫

前立腺液採取用カテーテル

著者: 一条貞敏1

所属機関: 1福島県立医科大学泌尿器科学教室

ページ範囲:P.89 - P.89

文献購入ページに移動
 前立腺疾患の診断には前立腺液の検索が大いに役立つはずであるが,これを採取するよい方法がなかつた。筆者はバルンカテーテルを工作し,前立腺液採取用カテーテルを試作,効果をあげている。
 通常のバルンカテーテル,14F,5mlバルンのものを用い,この先端の穴をバルン後方2.5cmの部にずらした。すなわち,正常成人男子の膀胱にこのカテーテルを留置した場合,カテーテル穴が膀胱内ではなく,尿道前立腺部に位置するよう工夫したわけである(第1図)。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら