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文献抄録
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著者らはMayo Clinicにて最近10年間に経験した67例(男性7,女性60)の原発性両側性膀胱尿管逆流症例(VUR)について,種々な尿路系の形態的,機能的病態を詳細に検討して,従来論争されているVURの病因論の諸説について言及し報告している。
VURの全例について,IVP,排尿時膀胱撮影によるVURの程度(国際VUR委員会制定の5段階分類),膀胱充満時の尿管口の位置,形態の異常,膀胱容量と残尿量,腎瘢痕性萎縮の程度(4段階分類),そしてVUR手術による血清クレアチニンの変動,尿路感染の術前後の経過について観察し,その病態についてStudent Testの解析を試みて報告している。
VURの全例について,IVP,排尿時膀胱撮影によるVURの程度(国際VUR委員会制定の5段階分類),膀胱充満時の尿管口の位置,形態の異常,膀胱容量と残尿量,腎瘢痕性萎縮の程度(4段階分類),そしてVUR手術による血清クレアチニンの変動,尿路感染の術前後の経過について観察し,その病態についてStudent Testの解析を試みて報告している。
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