icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科37巻10号

1983年10月発行

Urological Letter

尿路感染症—二つの研究の近況報告/腎臓病医の視野の狭小—最近の経験から急いで一言

ページ範囲:P.910 - P.910

文献概要

 われわれの診療所で今まで引き続き研究してきた二つの尿路感染症の治療法は,昨年も進歩がみられた。
 一つの研究は,下記薬剤に強い感受性を示す細菌がある前立腺炎患者に対してのGeocillinとSeptraの併用あるいはSeptraだけでの治療についてである。症例数は少ないが,少なくとも3週間投与した例では,臨床的にも細菌学的にも前立腺液はきれいになるように思われる。投薬を中止した場合の再発はSeptra治療群の方にいくらか多いようである。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら