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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科37巻11号

1983年11月発行

症例

陰嚢内に寄生したマンソン孤虫症の1例

著者: 鈴木孝憲1 神保進1 高橋溥朋1 山中英寿2 矢嶋久徳2 熊坂文成2 脇誠治3 鈴木守3

所属機関: 1足利赤十字病院泌尿器科 2群馬大学医学部泌尿器科学教室 3群馬大学寄生虫学教室

ページ範囲:P.1019 - P.1021

文献概要

緒言
 マンソン裂頭条虫Diphyllobothrium erinaceiは,ふつうイヌ,ネコに多く寄生する60〜90cmの条虫である。その幼虫Plerocercoidが人体に寄生し,種々の臨床症状を発現する疾患をマンソン孤虫症Sparganosis erinaceiという1)。今回陰嚢内に寄生したマンソン孤虫症の1例を経験したので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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