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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科37巻12号

1983年12月発行

文献概要

原著

超音波による腎のスクリーニング—腎癌の早期発見

著者: 北原聡史1 岡薫1 山田清勝2 久田祐一2 竹原靖明2 関根英明3

所属機関: 1関東中央病院泌尿器科 2関東中央病院画像診断科 3東京医科歯科大学医学部泌尿器科学教室

ページ範囲:P.1079 - P.1084

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緒言
 癌の早期発見のための努力は,現在,多臓器に対し,種々の方向から行われており,胃癌や子宮頸癌などに対する集団検診システムは全国に普及し,多くの成果をあげている。一方,近年,超音波検査は装置の開発,進歩によつて,肝,胆道,膵などの消化器検査には必須のものとなり,最近は集団検診にも用いられるようになつた1〜3)。われわれは,日常的に行つている肝,胆道,膵の超音波検査の際,同時に腎のスクリーニングを行い,腎癌の早期発見に努めてきた。今回は,その成績を報告し,若干の検討を加える4)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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