icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科37巻2号

1983年02月発行

文献概要

小さな工夫

尿道下裂術後の綿花を緩衝とした圧迫包帯の経験

著者: 谷風三郎1 木野田茂1

所属機関: 1兵庫県立こども病院泌尿器科

ページ範囲:P.173 - P.173

文献購入ページに移動
 尿道下裂に対する手術法には多種のものがあり,細い改良点まで含めると各人各様の手術を行つているといつて過言ではない。しかし,いかなる手術法をとつても術後の出血や局所の浮腫は術後成績を左右するのみならず,患者側にとつても医師側にとつても非常に不愉快な合併症で,これを防止するために圧迫包帯の有用性が報告されている1,2)
 われわれは最近陰茎形成術17例と尿道形成術16例に対して綿花と粘着性伸縮包帯(ELATEX,束京衛材研究所)を用いて圧迫包帯を行い良好な成績を認めたのでその詳細を述べる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら