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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科37巻3号

1983年03月発行

手術手技

追加発言 2

著者: 三品輝男1

所属機関: 1京都府立医科大学泌尿器科学教室

ページ範囲:P.218 - P.219

文献概要

 膀胱腫瘍の治療方法として,TURbtか膀胱全摘出術かの二者択一の考え方が主流をなしつつあるが,TURbtにも自ずと根治性に限界があり,膀胱全摘出術にしても,癌に対する根治性は高いものの,1)生理的な排尿行為を行えない,2)尿路変更術を必要とする,3)性的能力の喪失,および精神的苦悩といつた諸問題が解決されていない。これら2つの術式に比べ,膀胱部分切除術は,症例の正しい選択さえなされるならば,捨て難い優れた術式と思われる。そこで,われわれの膀胱部分切除術に対する適応および手術手技について,追加発言しようと思う。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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