文献詳細
原著
文献概要
緒言
前立腺肥大症術後の尿路感染症は最も普遍的な,複雑性尿路感染症の一型である。その対策として,1)術後のカテーテル管理の問題,2)カテーテル抜去後の管理,以上の2点が考えられる。われわれは1)としては点滴持続膀胱併用閉鎖式導尿法,2)に対してはカテーテル抜去直後より膿尿消失まで,定期的に膀胱洗浄を施行している。今回以上の2法につき,その効果を検討するため,本法施行前の本症症例との比較を行つたので報告する。
前立腺肥大症術後の尿路感染症は最も普遍的な,複雑性尿路感染症の一型である。その対策として,1)術後のカテーテル管理の問題,2)カテーテル抜去後の管理,以上の2点が考えられる。われわれは1)としては点滴持続膀胱併用閉鎖式導尿法,2)に対してはカテーテル抜去直後より膿尿消失まで,定期的に膀胱洗浄を施行している。今回以上の2法につき,その効果を検討するため,本法施行前の本症症例との比較を行つたので報告する。
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