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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科37巻3号

1983年03月発行

症例

膀胱腺癌と胃癌を同時発生した1例

著者: 国芳雅広1 垣本滋1 近藤厚1 飛永晃二2 関根一郎3

所属機関: 1健康保険諫早総合病院泌尿器科 2健康保険諫早総合病院外科 3長崎大学医学部原爆後障害医療研究施設病態生理部門

ページ範囲:P.241 - P.244

文献概要

緒言
 重複癌は1889年Billrothにより初めて報告されたが,その後平均寿命の延長や医学の進歩に伴い,早期に診断と治療が行われるようになり生存期間が長くなるにつれて症例が増加している。重複癌は,癌の発生機序の解明に何らかの手がかりを与えるものではないかとの期待で検討されている。
 最近われわれは生前に診断しえた同時性重複癌(胃と膀胱)の症例を経験したので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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