icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科37巻3号

1983年03月発行

文献概要

症例

膀胱腫瘍心嚢転移により絨毛心を呈した1例

著者: 頴川晋12 庄司清志12

所属機関: 1日本鋼管病院泌尿器科 2北里大学医学部泌尿器科学教室

ページ範囲:P.273 - P.276

文献購入ページに移動
緒言
 昨今の治療診断法のめざましい進歩などにより悪性腫瘍患者の生存日数が延長すると同時に心転移の機会も増加してきた。心・心嚢転移の頻度は悪性腫瘍剖検例では諸家の報告に2〜20.6%と開きはあるが,平均5%前後と見られている1,2)。今回,われわれは膀胱腫瘍の心嚢転移により絨毛心を呈した1例を経験したので,それを呈示すると共に膀胱腫瘍剖検例計27例につきその転移先別頻度をretrospectiveに検討した結果を報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら