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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科37巻3号

1983年03月発行

症例

両側停留睾丸を伴つたBeckwith症候群の1例

著者: 木野田茂1 谷風三郎1 森鼻豊2 伊東宏3

所属機関: 1兵庫県立こども病院泌尿器科 2兵庫県立こども病院内科 3兵庫県立こども病院病理

ページ範囲:P.277 - P.279

文献概要

緒言
 1964年,Wiedemann1)およびBeckwith2)が,exomphalos, macroglossia, giantismを主徴とする新しい症候群を報告した。彼らの名前をとり,Wiedemann-Beckwith症候群,また本症のtriasの頭文字をとりEMG症候群とも言われている。本症はtrias以外にも泌尿器科的疾患を含めた特徴的症状を備えている。われわれは最近,両側停留睾丸を合併したBeckwith症候群の1例を経験したので,若干の文献的考察とともに報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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