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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科37巻4号

1983年04月発行

文献抄録

VAB−6法による転移性睾丸腫瘍治療

ページ範囲:P.319 - P.319

文献概要

 著者らは1978年12月より1年間に41例の転移性睾丸腫瘍をVAB−6法により治療し,検査および正規の治療を完了しえた25例についてその成績を報告している。治療前の検査は,血液生化学検査,腫瘍マーカー(HCG, AFP),胸部X線, CT (胸,腹部,脳),リンパ管造影,肺機能,肝脾スキャンなどを行い,治療後は1〜2ヵ月に一度上記検査を実施した。転移巣については胸部腹部の転移を進行型,小型に分けて記載し,胸部進行型は縦隔洞・肺門部・鎖骨下転移が2cm以上かつ肺野に5個以上の転移があるもの,腹部進行型は触知しえる腫瘤でCTで5cm以上IVPで尿管の変位があり,肝転移を有するものとした。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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