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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科37巻6号

1983年06月発行

文献概要

綜説

泌尿器科領域における漢方応用

著者: 会田靖夫1

所属機関: 1市立岡谷病院泌尿器科

ページ範囲:P.487 - P.495

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はじめに
 近年漢方薬がエキス製剤化され健康保険の適用を受けるようになつてからその数は147種におよび,西洋医学の臨床各領域においても漢方への関心が高まり,実際の処方例も年々増加の傾向にある。泌尿器科領域で使用している処方は疾患に限つていえばそれほど多くはなく十数種に過ぎない。しかし,漢方治療は疾患そのものというより患者のおかれている全身的なstatusを重視するため,使用し得る処方は数十種におよぶことがある。筆者は純然たる漢方医ではなく,西洋医学的な立場から漢方を学んでいるところであるが,ここでは泌尿器科領域においてどのような漢方薬が使用できるか,その概略について述べる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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