文献詳細
原著
文献概要
緒言
近年,前立腺癌,特にStage ⅡとⅢの前立腺癌に対し前立腺全摘術を行う回数が増えてきたが,この手術は視野が狭くまた血管が多いため,依然として出血量の多い難しい手術のひとつとされている。
われわれは1977年本誌に恥骨後式前立腺精嚢全摘術とその止血方法を報告したが1),最近この方法に改良を加えた結果,術中出血量を減少させ手術時間も短縮させることができたので,ここにこの改良した方法と手術成績を報告したい。
近年,前立腺癌,特にStage ⅡとⅢの前立腺癌に対し前立腺全摘術を行う回数が増えてきたが,この手術は視野が狭くまた血管が多いため,依然として出血量の多い難しい手術のひとつとされている。
われわれは1977年本誌に恥骨後式前立腺精嚢全摘術とその止血方法を報告したが1),最近この方法に改良を加えた結果,術中出血量を減少させ手術時間も短縮させることができたので,ここにこの改良した方法と手術成績を報告したい。
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