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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科37巻7号

1983年07月発行

文献概要

症例

下顎転移の先行した腎癌の1例

著者: 沼田知明1 津川龍三1 塩田覚2 角野博俊2

所属機関: 1金沢医科大学泌尿器科学教室 2金沢医科大学口腔外科学教室

ページ範囲:P.615 - P.618

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緒言
 腎細胞癌の初発症状は,ごく初期の内科的不定愁訴から尿路症状など多種多様にわたつている。さらに転移巣症状が先行する症例の存在も従来より注目されている。また従来からの報告では,口腔外科,耳鼻咽喉科領域への転移はかなり稀とされている。今回著者らは下顎骨への転移巣症状が先行し,その病理学的検索により原発巣としての腎細胞癌が発見された例を経験したので考察を加え報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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