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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科37巻8号

1983年08月発行

原著

膀胱腫瘍に対する膀胱全摘術の臨床的検討

著者: 岡田清己1 斎藤忠則1 遠藤克則1 熊谷振作1 北島清彰1 岸本孝1

所属機関: 1日本大学医学部泌尿器科学教室

ページ範囲:P.713 - P.717

文献概要

緒言
 膀胱腫瘍に対する膀胱全摘術は確立された術式とはいえ,高年齢層を対象とした場合,かなり侵襲の大きい術式である。膀胱全摘術を行うに際し,全摘術そのものの適応,尿路変向の術式などについての検討も必要であるが,リンパ節郭清の意義,尿道摘出の可否,術前照射の必要性などに関しても討議すべきと考える。本論文は過去10年間に経験した膀胱全摘術の記録であり,反省でもある。今回の自験例に基づき,膀胱腫瘍に対する単純膀胱全摘術および根治的膀胱全摘術に関し検討を加えてみたい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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