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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科38巻1号

1984年01月発行

手術手技

追加発言 2

著者: 高橋剛1

所属機関: 1聖マリアンナ医科大学泌尿器科学教室

ページ範囲:P.26 - P.27

文献概要

 睾丸固定術の手術適応は,今後の臨床的研究によつて変わつていくものと考えられるが,現状での方針は,下降していないものは正常の位置に下降させることにしている。手術適応年齢は早目になる傾向にあるが,自然下降の期待やオムツの関係で2歳前後より3歳までとしている。鼠径ヘルニアを合併する場合は1歳前でも行うこともある。本手術は小児泌尿器科として数多い疾患であり,鼠径部の解剖を習得することや小児手術の繊細な操作に慣れるためには好適な対象である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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