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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科38巻10号

1984年10月発行

手術手技

小骨盤腔リンパ節郭清術

著者: 垣添忠生1 松本恵一1 西尾恭規1 大谷幹伸1

所属機関: 1国立がんセンター泌尿器科

ページ範囲:P.855 - P.860

文献概要

はじめに
 泌尿器科領域における小骨盤リンパ節郭清術の主な適応は膀胱癌と前立腺癌である。われわれの226例に及ぶ本手術施行例の大多数は膀胱癌で,前立腺癌に対する施行経験はまだ日が浅い。しかし,いずれの場合も基本的な手技は同じである。リンパ管の走行は血管の走行と一致すると考えられるので,骨盤内動静脈を完全に露出することを心がければ目的は達せられる。二,三の要点と,最近われわれが特に留意している点を中心にその方法を紹介する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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