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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科38巻10号

1984年10月発行

症例

前部尿道狭窄に対するsleeve urethroplastyの経験

著者: 井上武夫1 平野昭彦2

所属機関: 1聖マリアンナ医科大学泌尿器科学教室 2聖マリアンナ医科大学東横病院泌尿器科

ページ範囲:P.907 - P.910

文献概要

はしがき
 内視鏡の進歩により,初心者にも安全に行えるようになつた直視下内尿道切開術は,現在では,尿道狭窄治療の主流となりつつある。しかし,瘢痕を残す手術であるので適応,治療成績にも限界があり,成功率は100%とはならない。骨盤骨折による膜様部尿道狭窄,瘻孔形成のあるもの,瘢痕形成の強いものは手術治療が必要となる。狭窄範囲の長い,瘢痕形成の強い前部尿道狭窄の2症例に対し,sleeve urethroplastyを行つたのでその経験を述べる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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