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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科38巻11号

1984年11月発行

文献概要

講座

放射線診断技術の治療への応用(5)—経皮的腎瘻術による結石の治療

著者: 棚橋善克1

所属機関: 1東北大学医学部泌尿器科学教室

ページ範囲:P.951 - P.957

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はじめに
 尿路結石の内視鏡的治療は,膀胱結石については古い歴史をもつているが,上部尿路結石については確実な方法がなかつた。しかし,X線透視装置,超音波診断装置の併用により,水腎のない腎盂へも安全・確実に経皮的腎瘻作製が可能となつたことから,上部尿路結石の内視鏡的摘出方法が急速に発展してきた1〜4)
 わが国においても,斉藤ら5)の報告以来いくつかの施設で試みられるようになつてきた。私たちもすでに175例の症例を経験し,その安全性および有用性について十分に確認することができたので6〜9),ここにその一端を解説する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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