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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科38巻11号

1984年11月発行

症例

腎細胞癌の小脳転移を摘除した1例

著者: 岡部高雄1 増田富士男1 山崎春城1 鈴木博雄1 町田豊平1

所属機関: 1東京慈恵会医科大学泌尿器科学教室

ページ範囲:P.981 - P.983

文献概要

緒言
 進行した腎細胞癌に対して,われわれは原発巣の摘出後,転移巣も可能な限り摘出し,その治療成績を向上させることを方針としている。腎細胞癌の小脳転移の臨床報告は少ないが,最近われわれはstage 4の症例で,腎摘出後1年目に生じた小脳転移に対し腫瘍摘出術を施行し,一時的(4ヵ月)に症状の改善がみられた症例を経験したので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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