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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科38巻12号

1984年12月発行

文献概要

症例

PVB療法が奏効した肺転移を伴う睾丸精上皮腫の1例

著者: 武田正之1 西山勉1 北村康男1 吉水敦1 武田正雄2

所属機関: 1新潟大学医学部泌尿器科学教室 2厚生連長岡中央総合病院泌尿器科

ページ範囲:P.1087 - P.1090

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緒言
 精上皮腫は睾丸腫瘍の中でも放射線感受性が高く一般に予後が良いが,進行例では予後不良である。今回われわれは,放射線療法に抵抗性となつた後cis-diamminedichloroplatinum (CDDP),vincristine (VCR),pepleomycin (PEP)の三者併用療法により寛解に達した1例を経験したので報告し,若干の文献的考察を述べる。なお,睾丸腫瘍のstagingなどについては睾丸腫瘍取扱い規約1)に従つた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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