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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科38巻2号

1984年02月発行

原著

尿管留置カテーテルの長期使用に関する検討

著者: 西村泰司1 奥村哲1 吉田和弘1 川村直樹1 由井康雄1 金森幸男1 秋元成太1

所属機関: 1日本医科大学泌尿器科学教室

ページ範囲:P.131 - P.135

文献概要

緒言
 尿管留置カテーテル(Double pigtail urcteral stent;以下DPUS,またはDouble J ureteral stent;以下DJUS)は,本邦でも既に多くの施設で使用されており,尿管狭窄の治療における短期間の使用は定着した感がある。一方,尿管の通過障害に対する保存的治療として,1年以上または何年間も留置して然るべき症例もあると思われる。
 われわれは本邦ではじめて使用した(1979年10月1日)と思われるため1),3症例という少数ではあるが長期使用例(12〜30ヵ月)も経験しているので,今回は長期間留置した際の問題点を述べてみたい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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