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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科38巻2号

1984年02月発行

症例

後腹膜原発の悪性線維性組織球腫の1例

著者: 早川正道1 青輝昭1 畠亮1 中村宏1 向井清2

所属機関: 1防衛医科大学泌尿器科学教室 2防衛医科大学中検病理

ページ範囲:P.145 - P.148

文献概要

緒言
 組織球に由来する悪性腫瘍のうちで,悪性線維性組織球腫(malignant fibrous histiocytoma以下MFH)は,主として四肢に多く発生し,後腹膜に発生する例は全体の10数%に過ぎないとされている。今回,われわれは,42歳男性で,右季肋部痛を主訴として来院した患者で,腎周囲の軟部組織より発生したMFHの1例を経験したので,若干の文献的考察を加えて報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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