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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科38巻3号

1984年03月発行

手術手技

尿失禁の手術—尿道吊り上げ手術

著者: 小川秋実1

所属機関: 1信州大学医学部泌尿器科学教室

ページ範囲:P.203 - P.207

文献概要

 尿道吊り上げ手術(sling operation)の主な適応は,女性の腹圧性尿失禁(stress incontinence)と,前立腺肥大症に対するTUR後に生じた尿失禁である。この手術の要点は,膀胱頸部または尿道を筋膜片などで吊り上げることであるが,そのための手技はいくつかあつて1,2),同じく吊り上げ手術と称しても手技はかなり異なつている。著者は17年前ベルギーのGregoir教授にこの手術の指導を受け,以後その方法を行つているので紹介する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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