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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科38巻3号

1984年03月発行

文献概要

症例

von Hippel-Lindau病に合併した腎細胞癌の1例

著者: 飯田宜志1 星野英章2 長田恵弘2 勝岡洋治2 河村信夫2

所属機関: 1東海大学医学部移植学教室I 2東海大学医学部泌尿器科学教室

ページ範囲:P.229 - P.231

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緒言
 von-Hippel-Lindau病(以下HLDと略す)は網膜に発生する血管腫を主たる病変とし,中枢神経系,腹部諸臓器に血管腫あるいは嚢腫を合併する症候群と定義されている。中枢神経系では小脳血管腫が多くみられ,腹部では膵や腎に嚢腫の発生する頻度が高く,稀にこの症候群に腎細胞癌の合併も報告されている。
 われわれは今回,HLDに合併した腎細胞癌の1例を経験したので若干の文献的考察を加えて報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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