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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科38巻4号

1984年04月発行

文献概要

症例

石灰化を伴つた単純性腎嚢胞の1例

著者: 菅一徳1 佐久間芳文1 瀬尾喜久雄1 久保隆1 大堀勉1 高山和夫2

所属機関: 1岩手医科大学医学部泌尿器科学教室 2岩手医科大学中央臨床検査部臨床病理部門

ページ範囲:P.329 - P.331

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緒言
 腹部単純撮影で,腎陰影に一致してみられる石灰化陰影の多くは尿路結石である。非尿石性の石灰化陰影は,腎腫瘍に認められることがあり,特に腫瘍の内部に認められた場合,87%の可能性で悪性であるという1)
 われわれは,胃検診により腎部に円形石灰化陰影が認められ,手術により石灰化腎嚢胞を確認した1例を経験したので,若干の文献的考察を加えて報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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