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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科38巻4号

1984年04月発行

文献概要

症例

腹部大動脈瘤および総腸骨動脈瘤による尿管通過障害の1例

著者: 西村泰司1 奥村哲1 阿部裕行1 平澤精一1 秋元成太1 川村直樹2

所属機関: 1日本医科大学泌尿器科学教室 2国立東静病院泌尿器科

ページ範囲:P.337 - P.339

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緒言
 動脈瘤による尿管の通過障害に関しては,1935年Jamesが腹部大動脈による症例を1),また1947年Goodwinらが内腸骨動脈による症例2)を報告して以来,1979年Trippestadtら3)の報告までに約50例をかぞえ,1980年Megibowら4)の発表のごとくCT診断により症例数は急増の傾向にある。本邦では後藤ら5)の報告以後2例6,7)が報告されている。われわれも腹部大動脈瘤および総腸骨動脈瘤による尿管通過障害の1例を経験したので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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