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症例
腹部大動脈瘤および総腸骨動脈瘤による尿管通過障害の1例
著者: 西村泰司1 奥村哲1 阿部裕行1 平澤精一1 秋元成太1 川村直樹2
所属機関: 1日本医科大学泌尿器科学教室 2国立東静病院泌尿器科
ページ範囲:P.337 - P.339
文献購入ページに移動動脈瘤による尿管の通過障害に関しては,1935年Jamesが腹部大動脈による症例を1),また1947年Goodwinらが内腸骨動脈による症例2)を報告して以来,1979年Trippestadtら3)の報告までに約50例をかぞえ,1980年Megibowら4)の発表のごとくCT診断により症例数は急増の傾向にある。本邦では後藤ら5)の報告以後2例6,7)が報告されている。われわれも腹部大動脈瘤および総腸骨動脈瘤による尿管通過障害の1例を経験したので報告する。
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