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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科38巻4号

1984年04月発行

症例

男性重複尿道の1例

著者: 福井準之助1 保坂恭子1 仲間三雄1 平林直樹1 米山威久1

所属機関: 1信州大学医学部泌尿器科学教室

ページ範囲:P.342 - P.343

文献概要

緒言
 重複尿道の報告例は本邦でも200例以上に達しているが,そのほとんどの症例では副尿道が陰茎背面に盲管として存在し,しかも長さが3cm以下のものが圧倒的に多い1)。一方,先端が膀胱部に達するような長い盲管,あるいは正常尿道と交通する管腔として存在するものはごく稀である。著者らは,副尿道が陰茎背側に開口し,膀胱部に達する長い盲管として存在した重複尿道の1例を経験したので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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