文献詳細
Urological Letter
文献概要
筆者は過去40年間ハンナー潰瘍を治療してきた。その間,推賞されている多くの治療様式を詳しく研究してきた。すなわち経尿道的潰瘍切除,潰瘍域に経尿道的薬液注入,潰瘍のある膀胱壁の部分切除,硝酸銀液の膀胱内点滴注入などを試みてきた。
ハンナー潰瘍があつて膀胱容量が100ml以下に減り,便所に釘付けになつたり,結局どんな治療法でも効果がなかつたひどい2例を経験した。この2例は最終的にはブリッカー法を行つてようやく好結果を得た。
ハンナー潰瘍があつて膀胱容量が100ml以下に減り,便所に釘付けになつたり,結局どんな治療法でも効果がなかつたひどい2例を経験した。この2例は最終的にはブリッカー法を行つてようやく好結果を得た。
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