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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科38巻5号

1984年05月発行

文献抄録

膀胱癌の全摘後に発生する上部尿路移行上皮癌について

ページ範囲:P.377 - P.377

文献概要

 上部尿路移行上皮癌から二次的に発生する膀胱癌の頻度はよく知られているが,膀胱癌全摘後に発生する上部尿路癌の頻度あるいは膀胱組織型と発生頻度との関連については,ほとんど知られていない。そこで著者らは自験例425例について,5年以上の経過観察を行ってこの点の調査結果を報告している。
 症例は1965年から1974年の間に膀胱全摘を施行した425例(男性380,女性45)で,膀胱摘出と腸管利用の尿路変更後の検査としては,IVP,胸部X線,尿細胞診,CT,また上部尿路癌の疑いの強い例では回腸導管からの逆行性腎盂撮影を年に2回施行し検討した。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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