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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科38巻5号

1984年05月発行

症例

対側睾丸転移を来した精上皮腫の1例

著者: 新妻雅治1 国沢義隆1 鈴木明1 杉本健蔵1 仁藤博1 陳維嘉2

所属機関: 1武蔵野赤十字病院泌尿器科 2武蔵野赤十字病院病理

ページ範囲:P.443 - P.446

文献概要

緒言
 従来,両側に発生する精細胞性睾丸腫瘍は転移巣の有無にかかわらず,初発腫瘍および後発腫瘍の各々が原発であると考えられている。最近,われわれは両側の腫瘍の組織学的特徴より,後発腫瘍が初発腫瘍の広範な全身転移の一部分症としての,転移性睾丸腫瘍であつたと思われる1例を経験したので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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